物理的な微細表面改質
ガラス・レンズの表面粗化 - 光学

ガラス・レンズの表面粗化とは?

均一性の高い幅広ガンと微細研磨材を使用した粗化を行うことで、ランダムで微細な凹凸を形成し、ガラス表面に反射率や透過率のコントロール濡れ性・密着性の向上摺動抵抗低減などの効果を付与します。 ウェットブラストによる微細な粗化表面は、粗さと透過性を両立することが可能で、従来のショットブラストや薬品処理とは異なる表面を形成します。

処理のポイント

1. 微細な凹凸

被処理面の粗さは研磨材粒子のサイズやエア圧力のコントロールによって決まります。 使用する粒子が細かいため微細な凹凸を表面に付与できます。 条件によっては透明度を維持しながら凹凸を形成することが可能です。

2. 全面均一・高速処理

ショットブラストに比べ、1/10~1/100程度の研磨材が使用できることで圧倒的な数の粒子を投射することができ、カバレージの高い全面均一で高速な処理が可能です。

処理例

使用研磨材処理表面
名称中心
粒径(μm)
表面粗さ写真SEM鳥瞰図
未処理-Ra=0.023
RzJIS=0.038
アルミナ#40003.0Ra=0.025
RzJIS=0.169
アルミナ#20006.7Ra=0.103
RzJIS=0.574
アルミナ#80014Ra=0.591
RzJIS=1.301
アルミナ#32040Ra=1.071
RzJIS=3.851

粗化の効果:濡れ性・保持性の向上

物理加工による微細な凹凸が表面の濡れ性、液保持性を向上させます。