重度のサビを、一瞬で簡単に取り除く方法があるのをご存知ですか? ウェットブラストは、強固な錆をあっという間に取り除き、金属の美しい地肌を取り戻す表面処理工法です

鉄やアルミ、銅などの金属は時間がたつと表面が酸化し、いわゆる”サビ”が発生します。
発生したばかりであれば、ヤスリなどで磨いたり、こすったりすることである程度は落とせますが、時間がたち内部にまで浸食したサビや複雑な部位に発生したサビは、容易に取り除くことはできません。

サビ落としのこんなことでお困りではありませんか

  • サビが頑固で取りきれない
  • 薬品を使うと、落とすのに時間がかかる
  • 仕上がりがきれいにならない

サビ発生のメカニズム

サビ発生のメカニズム

ウェットブラストが、サビ落としのお悩みを解決します!

ウェットブラストによるサビ落としのメカニズム

ウェットブラストによるサビ落としの原理

ウェットブラストのノズルから噴射されるのは、圧縮エア、水、研磨材のみです。
ノズルから噴射される水にはごく細かい研磨材(粒子サイズは一般的なブラスト粒子の1/2~1/3程度)が混ざっており、この微細な研磨材が表面を薄皮一枚で削り、サビを根元から削り取ります。1秒間に噴射される粒子の数は、なんと何千万個にものぼり、この大量の粒子が表面に発生したサビを細かく削り取っていきます。

ウェットブラストによるサビ落としの特長

  1. 強固にこびりついたサビも、一瞬で取り除ける

    数千万個の大量の粒子が対象物に衝突し、表面のサビを削り取ることで、強固なサビも一瞬で取り除けます。

    ボルトのサビ取りサンプル
  2. 脱脂や洗浄も、サビ落としと同時に行える

    研磨材によりサビごと表面を削り取るウェットブラストは、油や汚れもサビと同時に除去できます。

    油汚れの洗浄サンプル
  3. 接着に最適な表面をつくる

    サビ落とし後には、表面に細かな凹凸がつくこと、濡れ性が上がること、完全に洗浄された表面になることにより、接着前処理に最適な表面になります。

    濡れ性改善した表面
  4. 美しい半光沢仕上げになる

    パウダー状の微細な楕円形粒子を使用することで、サビ取り後は美しい金属地肌の半光沢表面になります。

    パイプ部品の処理サンプル
  5. 表面をほとんど削らない

    パウダー状の微細な楕円形粒子を使用することで、金属表面はわずか数μm(1μmは1/1000mm)しか削れません。

  6. 金属の材質を選ばない

    薬品とは違い粒子が表面を削り取るため、材質を問わずにサビ落としがおこなえます。

  7. 複雑形状部品のサビ落としに最適

    水と粒子が手の届きにくい隙間や溝にも入り込み、きれいにサビを落とします。

サビ落としで使う研磨材

ウェットブラストによるサビ落としで使用される研磨材は、特殊なセラミック研磨材です。この研磨材はジルコニアと呼ばれる材質でできており、非常に硬くほとんど摩耗しません。そのため、従来のブラストで使用される研磨材に比べ非常に優れた耐久性を持ち長寿命なことから、研磨材の破砕はほとんど起こらず、交換頻度もグンと少なくなります。

メディブライト処理用研磨材

仕様

B-120
形状
中心粒径125μm-63μm
硬度ロックウェル 50 - 65
比重3.85

処理事例

主に細かいガラスビーズ粒子を使うことで素地表面を傷めずにエンジンの油やカーボン、外装部品の泥やホコリなどの汚れをキレイに除去できます。アルミなどの金属は処理後にピカピカで半光沢のある表面になります。

よくある質問

  • サビ落としで表面はどれくらい削れますか?
    サビ落としに使用している研磨材(ジルコニアビーズ)は、平均100μm程度の大きさです。ウェットブラストによる削れ量は研磨材直径の1/20~1/50のため、削れ量は数μm程度です。
  • 処理の後に表面はまたサビませんか?
    ウェットブラスト後の表面は完全にクリーニングされ活性化しているため、鉄などを処理した後乾燥させるとすぐにサビが発生してしまいます。これを抑えるために、液の中にサビ止めの防錆剤を入れ、この液で処理を行います。処理後の活性化した表面は防錆剤の膜で包み込まれ、サビの発生はある程度抑えられます。ただし、防錆効果は長くは続かないため、塗装やコーティングなどの処理は必要になります。
  • サビ落としの前に脱脂や汚れを取り除く必要がありますか?
    ウェットブラストにはサビ落としと脱脂、洗浄を同時に行う効果があります。
    噴射された研磨材が表面を油や汚れごと薄皮一枚削り取ることで、サビと同時に油やカーボン、ホコリなどの汚れも取り除きます。
  • 鉄だけではなく、アルミや銅に発生したサビも落ちますか?
    ウェットブラストは研磨材が直接表面を削り取る物理的な加工法のため、アルミや銅、ステンレス、マグネシウムなどの対象物の材質によらず、サビを取り除くことができます。
  • どのくらいの時間でサビを落とせますか?
    ウェットブラストは粒子が水に混ざり一緒にノズルから投射されるため、空気中に舞い散ることなくすべての粒子が対象物に届きサビ取りを行います。大量の粒子が対象物を削りとるため、一瞬でサビが取り除けます。詳しくは処理事例をご覧ください。

ウェットブラストは手早く、カンタンにサビを落とせる工法です。サビ落としでお困りの方は是非ご検討ください。

部品のサビ落としに最適!手動小型ウェットブラスト装置「ココット」
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