ウェットブラストと似た工法の違い

液体や粒子を吹き付ける技術はウェットブラスト以外にも様々な技術があります。
ウェットブラストと似た工法の特長や違いを解説いたします。

①ドライブラスト技術

ウェットブラスト技術の液体を使わないもので、噴射は粒子のみで行います。歴史的にはこの技術のほうが古く、市場も100倍ほどの規模です。
様々なところで使われている実績がたくさんありますが、最近のニーズの中で作業環境をよくする(粉塵が出ない)や、非常に小さな粒子を使うこと、同時に洗浄したいなどの要求のところではウェットブラスト技術に一長の有があります。

②スクラブジェット技術

ウェットブラストで圧縮エアを使わない技術です。ポンプの圧力で粒子と液体の混ざったスラリーをノズルから噴射して加工します。
技術的にはウェットブラストに比較してシンプルであり、ローコストになります。しかし噴射スピードが遅いために、小さな粒子を使った場合は力が弱くなってしまいます。

③ウォータージェット技術

水を高圧に圧縮して、細いノズルから高速に噴射して加工する技術です。
圧力は非常に高く(最高2000kg/cm2、200MPa)で噴射口から出た水は鉄のように固い棒状になります。
材料を切ったり、表面をはぎ取ったりするところに使います。ウェットブラストに比較して、水のみで加工することができ、後処理が楽ですが、
力が強すぎることと、大面積を加工することが不得意です。したがって用途が重なることはあまりありません。