埋め込み、残渣のしくみ

研磨材を使用するブラスト処理では、埋め込みや残渣が以下のようなプロセスで発生します。ただし、乾式と湿式では残渣量やサイズに大きく違いがあります。

乾式ブラストの場合

乾式_No.1

圧縮エアにより加速された研磨材が対象物(母材)に衝突し、表面を加工します。

埋め込み、残渣(乾式ブラスト_プロセス1)
乾式_No.2

表面にとどまっている研磨材に後続の研磨材が衝突し、杭打ちのように最初の研磨材や破片を打ち込むため、埋め込み現象が起こります。

埋め込み、残渣(乾式ブラスト_プロセス2)
乾式_No.3

研磨材自身や破片などが、表面に残渣として残ります。

埋め込み、残渣(乾式ブラスト_プロセス3)

ウェットブラストの場合

湿式_No.1

圧縮エアにより加速された研磨材と水が対象物(母材)に衝突し、表面を加工します。

埋め込み、残渣(ウエットブラスト_プロセス1)
湿式_No.2

加工後の研磨材は、体積のある水により押し流されることで表面は常に研磨材残りの無い状態となり、そこに後続の研磨材が衝突します。

埋め込み、残渣(ウェットブラスト_プロセス2)
湿式_No.3

研磨材の破片が残る場合がありますが残渣量は少なく、そのサイズは加工に使用した研磨材の1/20~1/30程度です。

埋め込み、残渣(ウェットブラスト_プロセス2)