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トラブルシューティング

 

まずは研磨材を抜いて水のみで運転し、配管のクリーニングをした上で、
正常に起動できるかの確認をお願いいたします。

多くの不調は、除去された汚れや研磨材による配管やフィルターのつまりが原因です。
解決できなければ以下の対策を実施していただき、それでも解決しなければ弊社までお問い合わせください。

1. ブラスト投射ができない

原因1 ゴミがフィルターをふさいでいる

研磨材の中に塗装カス、ゴミなどが多く混ざると、ポンプ起動後にフィルターの穴をふさいでしまいます。フィルターを外し、清掃してください。また、研磨材中の汚れをふるいなどを使って取り除いてください。

原因2 バイパス配管がつまっている

ブラストタンク内のバイパス配や根元のオリフィスがゴミなどでつまることにより投射ができません。バイパス配管、およびオリフィスを外し、つまりを除去してください。

原因3 上キャビネットが開いている

キャビネットの開きを検知するためのセンサー(リミットスイッチ)が働いています。キャビネットがきちんとしまっているかご確認ください。

原因4 リミットスイッチの動作不良

リミットスイッチに研磨材やゴミがつまって動かなくなったり、位置がずれることで、キャビネットが開いていると信号をだしています。スイッチを外して清掃し、正常に動くことを確認してから正しい位置に取り付けてください。

原因5 メインブレーカの電源が落ちている

メインブレーカのスイッチをONにしてください。

原因6 バイパス配管がずれている

水と研磨材が攪拌できていません。バイパス配管の吐出口が真下を向くように調整してください。

原因7 オリフィスが磨耗している

オリフィスの穴が磨耗によって広がり、バイパス配管吐出口からの水の勢いがなく、水と研磨材が攪拌できていません。弊社にご連絡ください。

原因8 ブラストタンク内に研磨材を入れすぎている

規定量以上の研磨材をブラストタンク内に投入すると、ポンプ内部の羽根(インペラー)が回らず、動作不良が発生し、ブラスト投射ができなくなる場合があります。研磨材を適正量にしてください。

原因9 フットスイッチが水をかぶっている

フットスイッチ内部に水が入り、スイッチ内の回路が漏電しているため正常に機器が稼動しなくなっています。電源を確実に切断し、フットスイッチを分解し、内部を乾燥してください。

原因10 ポンプが故障している

弊社にご連絡ください。

 

2. 研磨材がでない/でにくい

原因1 スラリーホースがつまっている

ブラストガンに水と研磨材を送るスラリーホースがつまっています。ホース内のつまりを除去してください。

原因2 ブラストガンがつまっている

ブラストガンの内部にゴミなどがつまっています。ガンキャップとノズルを外し、つまりを除去してください。

原因3 バイパス配管がつまっている

ブラストタンク内のバイパス配管や根元のオリフィスがゴミなどでつまることにより投射ができません。バイパス配管、およびオリフィスを外し、つまりを除去してください。

原因4 エアがみをおこしている

タンク内の水が少なすぎるため、ポンプ内にエアだまりができてポンプが正常に水を圧送できていません。規定水位まで給水してください。

原因5 スラリーホースが外れている

ブラストガンに水と研磨材を送るスラリーホースが外れています。スラリーホースを付け直してください。規定水位まで給水してください。

原因6 配管、またはホースが損傷している

損傷個所を交換してください。

 

3. 処理に時間がかかる

原因1 研磨材が磨耗している

研磨材は使っていくと磨耗していきます。ワーク材質や処理エア圧によっても変わりますが、一定以上使ったら研磨材を交換してください。

原因2 研磨材濃度が低い

研磨材を適正量にしてください。(適正濃度は約10~15%:ガラスビーズは約3kg、ジルコニアビーズは約4kg)
※計測方法は、装置に付属の取扱説明書をご覧ください。

原因3 バイパス配管がつまっている

ブラストタンク内のバイパス配管や根元のオリフィスがゴミなどでつまることにより投射ができません。バイパス配管、およびオリフィスを外し、つまりを除去してください。

原因4 ノズルが磨耗している

ノズルの穴径が摩耗で広がりすぎると、投射に勢いがなくなり処理速度が遅くなります。ノズルを交換してください。

原因5 ポンプ吸い込み口がつまっている

ポンプ吸い込み口のフィルターを外し、網の外側および内側にはりついたゴミを取り除いてください。

原因6 研磨材を入れすぎている

規定量以上の研磨材をブラストタンク内に投入すると、ポンプ内部の羽根(インペラー)が回らず、動作不良が発生し、ブラスト投射ができなくなる場合があります。研磨材を適正量にしてください。

原因7 ブラストガンの配管の取り付け位置が間違っている

ブラストガンに取り付けられたスラリーとエアのホースの位置が逆だと、処理が弱くなる場合があります。正しく取り付けてください。

 

4. エアがでない/調整できない

原因1 エア機器の故障

エア回路中にあるエアフィルター、ソレノイドバルブ、レギュレータ、ボールバルブが腐食などにより破損しています。各機器の動作をご確認いただき、弊社にご連絡ください。

原因2 圧力設定が不適正

適正な圧力(0.2~0.4MPa)に設定してください。

原因3 エアホースが外れている

ブラストガンにエアを送るスラリーホースが外れています。エアホースを付け直してください。

原因4 エア供給口のバルブが閉じている

エア供給口のバルブが全開になっているかご確認ください。

原因5 コンプレッサーが稼動していない

コンプレッサーの起動をご確認ください。

原因6 コンプレッサーの能力が足りない

コンプレッサーのエア圧力や供給量が足りていません。5.5kw以上のコンプレッサーを使用し、エア圧力:0.5MPa~0.9MPa、消費量:700L/分以上になるようにコンプレッサーを増設してください。

原因7 供給配管の破損

コンプレッサーから装置供給までの途中でエア漏れなどがあります。エア配管をご確認ください。

 

5. 水と研磨材が漏れる

原因1 排気口がつまっている

研磨材や汚れなどが排気口がつまっているとキャビネット内の気圧が上がりすぎるため漏れが発生します。室内水洗シャワーなどを使って、つまりを除去してください。

原因2 パッキンが破損している

弊社にご連絡ください。

原因3 排風機が故障している

弊社にご連絡ください。

原因4 水を入れ過ぎている

規定量以上の水をタンク内に入れるとオーバーフローからあふれるようになっています。水受けを設置してください。

 

6. 排風機の不調

原因1 排風機に研磨材が付着している

排風機に研磨材が付着すると振動や過負荷を起こします。排風機を分解しファンを清掃してください。

原因2 単相電源が接続されている

装置の電源R,S,Tに3相電源を正しく接続してください。
※電源プラグなどを使用して装置を接続する場合には、特にご注意ください。

原因3 排風機が故障している

弊社にご連絡ください。

 

7. 照明がつかない

原因1 照明の寿命が来ている

照明を交換してください。

原因2 回路保護ブレーカの電源が落ちている

制御盤を開け、サーキットプロテクタのFR01、FR02の各ブレーカのスイッチをONにしてください。

原因3 メインブレーカの電源が落ちている

メインブレーカのスイッチをONにしてください。

 

8. ワイパーが動かない

原因1 ワイパーモーターが故障している

他の機器が正常に動作する場合は、モーターの故障が考えられます。弊社にご連絡ください。

原因2 回路保護ブレーカの電源が落ちている

制御盤を開け、サーキットプロテクタのFR01、FR02の各ブレーカのスイッチをONにしてください。

原因3 メインブレーカの電源が落ちている

メインブレーカのスイッチをONにしてください。

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