研磨材
ウェットブラストにおける研磨材（投射材、メディア）の選定は、求める表面状態を形成するための、極めて大きなファクターです。
当社は、お客様の求める処理条件に合った、素材、形状、粒径、硬度、コストにおいて最適な研磨材を選定し、ご提供いたします。
詳しい説明をご希望の際は、お気軽にお問い合わせください。
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研磨材｜セラミックス：多角形
研磨材形状イメージ鋭角の突起を持ち、研削力が高い、アルミナなどの多角形粒子です。処理後の表面は、ピッチが狭く、高低差のあるランダムな凹凸形状となります。表面の粗化や、切削、洗浄、剥離、異物除去など、幅広い用途に利用されます。
主な用途
洗浄、研削加工、表面粗化など
材質
アルミナなど
平均粒子径
3～250μm
この研磨材を使用する導入事例
研磨材｜セラミックス：球形
研磨材形状イメージ角の無い、球形のガラス、ジルコニア、アルミナなどの粒子です。対象物を叩いたり、こすったりすることで、表面をほとんど傷つけずに洗浄が行えます。処理後の表面は均一なディンプルで覆われ、半光沢となるため、美装処理にも利用されます。 また、応力付与によるピーニングの効果が高いことも特長です。
主な用途
美装、洗浄、ピーニングなど
材質
ガラス、ジルコニアなど
平均粒子径
3～250μm
この研磨材を使用する導入事例
研磨材｜樹脂：多角・球形
研磨材形状イメージメラミンやフェノール樹脂などの多角形、および、球形をした樹脂の粒子です。素材が柔らかく、比重が軽いことが大きな特長です。被加工物にダメージをほとんど与えずに加工できるため、半導体の樹脂バリ取り、洗浄、塗装剥離、3Dプリンタ造形品のサポート材除去などに利用されます。
主な用途
ICデフラッシュ、塗装剥離など
材質
メラミン、フェノールなど
平均粒子径
80～500μm
この研磨材を使用する導入事例
研磨材｜金属：多角・球形
研磨材形状イメージ高硬度で高い比重を持つ、特殊なステンレスの粒子です。セラミックスに比べ靭性が高く、割れたりかけたりし難いため、消耗が少なく廃棄物も少ないことが特長です。酸化スケールの除去や、バリ取りなどに利用されます。
主な用途
デスケールなど
材質
防錆高クロムステンレス鋳鋼
平均粒子径
50～300μm
