ウェットピーニング - 航空機部品関連

ウェットピーニング工法とは、ショットピーニング工法の中でも、ウェットブラスト技術と当社の持つ独自の投射ガン「幅広ガン」を組み合わせた、新しいピーニング工法です。

処理のポイント

  1. 全面同時均一処理 - 処理面全体を均一なピーニング強度(圧縮残留応力、硬さ、表面粗さ)で処理できます。
  2. 1パスで大面積処理 - 従来複数本の投射ガンを使用して処理を使用していた面積を、1本の幅広ガンで1パス処理できます。
  3. 高能率・低コスト処理 - 従来の工法よりも短時間で処理が完了でき、消費エネルギーを削減できます。

ピーニングとは

金属表面を丸みのあるハンマーで叩き、鍛錬する表面処理です。
中でもショットピーニングとは、無数の球形粒子を金属表面に衝突させ、残留圧縮応力を材料に与えたり、表面層に加工硬化や塑性変形を起こし、材料表面の機械的性質を向上させる表面処理です。

ウェットピーニング工法の核となる幅広ガンとは

ノズル幅に合わせ、表面を均一にブラスト処理できるマコー独自のガン

1)ノズル断面がスリット状
2)投射面全面にわたって加工力が均一

従来のガンとの違い

●投射パターンの違い

従来のガンに比べ処理面のピーニング強度が均一

処理ムラについて

従来、広い面は複数ガンを並べて処理したが、ガンの間にムラが発生する。  幅広ガンは、処理面全面を均一にピーニング可能

処理例

ジェットエンジンのファンブレードのピーニング処理

処理イメージ
ファンブレードに対して垂直に幅広ガンで投射を行う
ファンブレードの両面を均一に同ピーニング強度で処理可能。
幅広ガンを使用し大面積処理を行うことで、処理時間が大幅に短縮できます。

関連装置例 BPM-120A

航空機エンジン部品のピーニングを行う自動表面処理装置。
トロリーによりワークをブラスト室内へ移動させ、ターンテーブルにより全面処理をおこなう。

装置の詳しい情報はこちら