研磨材の効果と選び方

主にレストア・メンテナンスで使われる研磨材について
ウェットブラストでは、粒度50μmから250μm程度の微細な研磨材を使います。
洗浄や仕上げといった軽い処理から、サビ落としや塗装剥離といった重度の処理まで、お客様の処理目的に合った最適な研磨材をご提供いたします。


グラスビーズ

ほぼ真球に近い形のガラス研磨材。
研削量が非常に小さく、処理ムラを抑えたクリーニングや仕上げ処理などにお使いいただけます。処理面は、均一でなだらかなディンプル面となり半光沢となります。番手が小さいほどきめが細かいしっとりとした質感に、番手が大きいほど梨地感があるギラギラとした質感になります。
処理例
仕様
G-0250 | G-0090 | G-0053 | |
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形状 | 真球 | ||
中心粒径 | 250-150μm | 90-45μm | 53μm以下 |
硬度 | モース 6.5/ヌープ500 | ||
比重 | 2.5 |
ジルコニアビーズ

高い硬度を持つセラミックの研磨材。
耐久性が高く破砕しづらくグラスビーズと比べ、非常に長持ちします。 粒子が硬くこぶ状の突起があるため研削力があり、剥離や研削などにお使いいただけます。処理面は、不均一なディンプル面となり、鈍い光沢を残した梨地表面となります。
処理例
仕様
B-120 | |
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形状 | 球 |
中心粒径 | 125μm-63μm |
硬度 | ロックウェル 50 - 65 |
比重 | 3.85 |