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よくある質問

 

ココット、オムレット、グランデットに関してよくいただく質問と、回答をご紹介します。

 

処理について

Q

ウェットブラスト処理の特長はなんですか?

ウェットブラスト処理は水(液体)、微粒子(固体)、圧縮エア(気体)の3要素を使用し、処理対象物に付着した汚れを洗浄したり、表面を加工したりする技術です。
水を使用することで粉じんが発生しない、静電気や熱の発生を抑えることができる、緻密な処理面を対象物に創り出すことができる、処理対象物の材質や汚れの種類を問わないなど、様々な特長があります。

詳しくはこちらをご覧ください。

Q

乾式のブラストとウェットブラスト処理の違いはなんですか?

水を使ったウェットブラスト処理は処理後の表面が非常に緻密で、従来の乾式ブラストによるぎらついた梨地面とはまったく異なります。
また、油のついた部品もそのまま 装置に入れて処理できるため、脱脂やサビ取り、塗装浮かしなどの前処理が必要ありません。
さらに、乾式に比べ処理後の粒子の食い込み残留がほとんどありません。

詳しくはこちらをご覧ください。

Q

薬品による洗浄とウェットブラスト処理の違いは何ですか?

ウェットブラスト処理は、研磨材が直接表面を叩いたりこすったりして汚れを取り除くため、薬品処理に比べ反応時間が必要なく、短時間で処理が行えます。また、ブラスト液は循環して再利用するため、廃水や反応性の廃棄物が薬品に比べほとんど出ません。

詳しくはこちらをご覧ください。

Q

処理時間はどのくらいかかるの?

汚れの度合いや求める品質、処理物の大きさ、圧縮エアの圧力で処理時間が変わります。詳しくは「処理事例一覧」をご覧下さい。

Q

処理をもっと早くしたいんですが?

研磨材にはそれぞれ適した使用目的があります。形状の違いでは、球形研磨材は表面を削らず洗浄を行いたい場合に向いており、角のある多角形研磨材は、表面を削る力は強いですが、処理後の表面には凹凸が付いてしまいます。
処理の目的により研磨材を使い分けることで、最適な処理をおこなうことができます。

詳しくは「処理事例一覧」をご覧下さい。

Q

研磨材は何を使うの?

ココットでは、洗浄を目的としたガラスビーズ・ジルコニアビーズの微小研磨材を使用します。
オムレット・グランデットでは弊社でご用意できるすべての研磨材が使用可能です。

詳しくは「研磨材の効果と選び方」や「研磨材・オプション・消耗品」をご覧ください。

Q

洗剤を入れてウェットブラストできませんか?

市販の洗剤や脱脂材・錆取り剤等の使用はご遠慮ください。
タンク内で攪拌して発泡した場合、ポンプがキャビテーションを起こし破損する場合があります。

Q

サンドブラストなどで使われる研磨材は使用できますか?

当社指定以外の研磨材を使用した場合には、装置の保証対象から外れてしまいますので、ご使用はご遠慮ください。

Q

どのくらいのサイズまで処理できますか?

ココットの処理範囲はΦ600mm×高さ250mm程度です。目安として15インチのタイヤ付ホイールを丸ごと入れて処理できます。
また、オムレットはΦ450mm×高さ300mmを1100mmで移動可能(中心部は直径600mm)です。
パイプやマフラーなど、長尺ものまで処理できます。
グランデットは、Φ750×600(H)mmの物まで処理できます。

詳しくは「簡単ウェットブラストトップページ」または、各装置個別ページ(ココットオムレットグランデット)をご覧ください。

Q

ブラスト投射でケガをすることはないの?

投射の圧力は0.1~0.4MPa(約1~4kg/cm2)程度の低圧処理のため、投射中に手が切れるなどのケガをすることはありません。

Q

水は水道水でないとだめですか?

水道水の他、工業用水や井戸水なども使用できます。

Q

水を使うと対象物は錆びませんか?

ウェットブラスト工法に限らず、表面を削る加工法は安定した状態の表面を一皮削り不安定な活性化表面を表に出すため、錆びやすく(酸化しやすく)なります。ウェットブラスト中は、対象物が水で覆われているため急には錆びませんが、水分を飛ばし対象物が直接空気に触れると急激に酸化が始まります。
そのため、鉄部品を処理する際には、水の中に防錆剤を入れて処理をおこなうと急激な酸化を防ぐことができます。

Q

受託加工はやっていますか?

申し訳ございませんが、弊社では受託加工はお受けしておりません。
弊社装置でタイムレンタルサービスを行っているお客様を「ココットタイムレンタル」のページでご紹介しております。
 

装置について

Q

研磨材がもれて周りに飛び散らないの(粉塵の発生)?

ウェットブラスト処理は、水と研磨材がタンク内で混ざっており、かつ密閉された室内で処理を行なうため、 粒子が装置の外に飛び出し粉塵となって飛散することはありません。そのため作業環境をクリーンに保つことができます。

Q

どのくらい連続で使用が可能ですか?

当社のウェットブラスト装置は、研磨材と水を循環して使用し処理を行います。
研磨材の種類によって異なりますが、基本的には長時間連続して作業することが可能です。

Q

研磨材はどのくらいの量を使うの?

研磨材の初期投入量は比重によって変わりますが、ガラスビーズで約3kg、ジルコニアビーズで約4kg程度です。
タンク内の研磨材濃度は、常時10%~15%になるように調整します。
ウェットブラスト処理を有効に利用するためには、定期的なタンク内の研磨材濃度管理をお勧めします。

Q

研磨材はいつ交換するの?

毎日装置を使い続けると、研磨材自体が割れてしまい徐々に加工が行えなくなります。
この場合には研磨材を交換します。処理条件にもよりますが、通常ガラスビーズやアルミナは5~10時間程度連続して使用することができます。
さらにジルコニアビーズやステンレスは粒子自体が硬いため、ガラスビーズの何倍もの耐久寿命をもっています。
常時研磨材の濃度管理をきちんと行い、定期的に粒子を交換し処理に最適な状態にスラリーを保つことをお勧めします。

Q

ランニングコストはどのくらいかかりますか?

標準的な条件でガラスビーズを使用した場合、1分当たり約4円のランニングコストが発生します。
ランニングコストは、研磨材の硬さや形状、材質、投射圧力によって変動いたしますので、詳細はご質問・ご相談ページにてお問い合わせください。

Q

消費電力はどのくらいですか?

装置の消費電力は、ココットが約1kW、オムレットが約1.2kW、グランデットは約1kWです。使用する電力のほとんどはポンプのモーターで、その他はランプ点灯やワイパーの動作になります。
アンペア容量は15アンペア程度をご用意ください。

Q

投射ガンは摩耗しませんか?

投射ガンは、ノズルとガン部分に分かれそれぞれが摩耗しにくいウレタンゴムでできているため、ステンレスなどで作られたガンやノズルと比べてほとんど摩耗しません。比較的摩耗しやすいのはノズルですが、もし摩耗した場合はノズル部分のみ交換可能です。

Q

導入には何が必要ですか?

通常は、研磨材、水(水道水で可)、圧縮エアを発生させるコンプレッサー、200V3相電源が必要です。
稼動させるための一時側ユーティリティについては、「導入に必要なもの」をご覧下さい。

研磨材 ガラス、ジルコニアビーズなど
コンプレッサー 5.5kw(7.5馬力)相当(吐出流量670L/min程度)
電源 AC200V、50/60Hz、 3相、定格15A以上 

Q

装置の納入台数は?

2023年9月の時点で、ココットは580台以上、オムレットは60台以上、グランデットは10台以上をご導入頂いております。

Q

広い面積をムラ無く処理するにはどうしたらいいの?

同じ部分を集中して処理すると、1点だけ処理の強い部分が現れて処理ムラが起こってしまいます。
そのため、ガンを細かく左右に動かし全体的に処理をおこなっていくことで、ある程度の処理ムラは防げます。
また、時間は少しかかりますが、エア圧力を下げて処理を行うとさらに処理ムラは減少します。
オプション品として、広い範囲を処理できる1/2インチ広角ノズルを用意しております。

オプション品に関してはこちらをご覧ください。

Q

処理時の音はどのくらいですか?

ウェットブラスト投射時の標準的測定方法による騒音値計測では、最大値は79.2dB(エア圧0.4MPa時の平均値)です。
ちなみに騒音値80デシベルとは、走行中の地下鉄車内程度の音量となります。

Q

故障した場合はどうしたらいいの?

異常に気付いた場合は、まず、装置に添付されているメンテナンスマニュアルをごらんいただき対応願います。
マニュアルに記載の範囲外での異常に関しては、ご使用を中止して速やかに弊社までご連絡ください。

ご連絡先はこちらです。

Q

装置の実物が見れますか?

新潟県長岡市にある本社および中京支店にデモ機を設けており、そちらで装置をご覧いただけます。
サンプルをお持ち込みいただければ処理をその場で試すことも可能です。
詳細はお問合せください。

Q

装置デモはできますか??

指定された場所でのデモは難しいですが、新潟県にある長岡本社のショールーム、およびに三重県の中京支店にてデモが可能です。
サンプルをお持ち頂ければ、そのサンプルを処理することも可能です。
詳細はこちらのページよりお問い合わせください。
 

購入について

Q

見積もり・購入はどこからできますか?

見積もり・購入のお問い合わせ先はこちらです。

装置は製造元であるマコー株式会社から直販しております。お電話、メール、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

Q

個人でも購入できますか?

はい、装置は個人のお客さまにもご購入いただけます。

Q

保証期間はありますか?

装置には「お買い上げより半年間、又は200時間のうちのどちらか早いほう」という保証期間を設定しています。
保証期間内であれば、お客様の過失、災害など以外での破損は保証されます。

Q

保証期間内に壊れた場合はどうなりますか?

破損の状況によって対応が異なります。
部品交換レベルであれば、お客様に故障部位のパーツをお送りいたしますので、お手数ですが交換をお願いいたします。交換の際は故障した部品を弊社までお送りください。
電気系統の故障やキャビネット自体の故障などの場合には、ご訪問もしくは装置引き取りにての修理となります。

Q

支払いはどうすればよいですか?

契約時にご連絡する弊社口座に代金をお振込みください。入金を確認させて頂いた後、出荷手配を開始いたします。

詳しくは、購入ガイドをご覧下さい。

Q

海外への輸出はできますか?

はい、輸出も承っております。 弊社よりの直販対応、かつ、日本国内仕様での輸出となります。

詳しいご相談はこちらのページより承ります。

Q

納期はどのぐらいかかりますか?

在庫がある場合、ココットは通常1週間程度、オムレット・グランデットは通常2週間程度となります。
在庫がない場合は、部品納入状況によって納期が変わります。詳細はこちらのページよりお問い合わせください。

Q

運送はどうなりますか?

装置がココットの場合、通常運送形態は混載便による車上渡しとなります。この場合、フォークリフトなどの荷降ろしの手段をご用意ください。フォークリフトなどの荷降ろしの手段がない場合には、ユニック付きチャーター便を手配いたします。
 
また、オムレット・グランデットの場合、運送形態はユニック付きチャーター便にてお送りいたします。

Q

リースやクレジットはできますか?

大変申し訳ございませんが、リースやクレジットなどは取り扱っておりません。現金でのお支払いをお願い申し上げます。

Q

研磨材と水の廃棄方法について

基本的に使用後の研磨材は、すべて産廃にて廃棄をお願いいたしております。
削られた対象物や、除去された汚れ、油、金属など、使用後の研磨材には様々なものが混ぜ合わされており、こちらを分離することが非常に難しいため、使用後に研磨材を廃棄する場合には、まとめて産廃で廃棄いただいております。

Q

粉塵作業について

粉塵とは、物の粉砕、選別、その他の機械的処理または堆積に伴い発生し、または飛散する物質のことです。ウェットブラスト装置にて、研磨材を装置に投入する作業では、装置側に特定の局所排気装置やその他の設備を設置する必要はありません。
また、ウェットブラストによる作業自体も特定の措置を講じる必要はありません。

※労働安全衛生法に定める粉じん障害防止規則のうち、装置に研磨材および珪藻土を投入する作業が
 ①第4条の定める「特定粉じん発生源に該当しないこと」
 ②第7条2-2、3に定める「同一の作業場において特定粉じん作業以外の粉じん作業を行う時間が短い場合(作業時間は2~3分)」に該当するため、「当該粉じん作業に従事する労働者に有効な呼吸用保護具を使用させた場合」には、第5条に定める換気の実施等は適用されないこと。
以上より、装置に局所排気設備は必要でないと結論づけられる。
尚、弊社としては当該作業時には「作業者に有効な呼吸用保護具を使用いただく」ことを推奨しています。

また、労働安全衛生法に定める粉じん障害防止規則のうち、ウェットブラスト装置による作業が
①第3条の定める「次に掲げる作業を設備による注水又は注油をしながら行う場合には、該当作業については、次章から第6章までの規定は適用しない。」
この適用外作業の第3条3に定める”研ま材を用いて動力により、岩石、鉱物若しくは金属を研まし、若しくはばり取りし、又は金属を裁断する場所における作業”
に当たり、適用外と結論づけられる。

Q

耐重量について

キャビネットを開いてターンテーブル上に物を載せて、手動で回転可能な重さを装置耐重量としています。
それぞれ、ココット10kg、オムレット30kg、グランデット50kgです。

Q

ココットとオムレット、グランデットの違いは?

ココットは研磨材に制限があり、洗浄専用の装置です。オムレット、グランデットは多様な研磨材が使用できるため、洗浄以外にも粗化や、研削、剥離にもご利用頂けます。さらにグランデットは、重量物にも対応しています。

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