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原理と仕組み

ウェットブラスト技術の原理と仕組みを解説します。

ウェットブラストの原理

ウェットブラストは、研磨材・水・圧縮エアの3つの要素で構成されます。

研磨材(メディア・投射材)

ウェットブラストの基本要素

主に、液体に溶解しないアルミナ、セラミック、ガラス、樹脂、ステンレスを用いますが、水に溶ける重曹も扱えます。詳細は以下をご覧ください。

ウェットブラストの基本要素

水は、ウェットブラストの最大の特長です。研磨材を分散させ、被加工物まで送り、洗い流し、汚れの再付着を防止し、被加工物を冷却・除電します。主に、市水(水道水)や工業用水を、被加工物の品質に合わせて用います。

圧縮エア

ウェットブラストの基本要素

研磨材と水が混ざったスラリーを加速させ、対象へあてるために圧縮エアを用います。基本的には0.1から0.4MPaのレンジ設定が可能です。加速されたスラリーは60~100m/sの超高速で被加工物に衝突し、加工を行います。

ウェットブラストの仕組み

ウェットブラストでは、スラリーを循環利用し、廃棄・排水を抑えることが可能です。

ウェットブラストでは、研磨材と液体(主に水)を混ぜ、泥水のような「スラリー」を作り、専用の噴射ノズルから圧縮エアによって噴射して、対象を加工します。

スラリー(研磨材+水)は、ブラストタンクから、ブラストポンプによってブラストガンへ送られ、外部供給される圧縮エアによって処理対象物へ投射されます。そして、投射されたスラリーは再びブラストタンクに戻り、装置内を循環して利用されます。この循環構造によって、廃棄物、排水量は低く抑えられます。

さらに当社装置は、摩耗によって故障しやすい各コアパーツを高耐久化しており、長時間の連続安定生産を可能にしています。

ウェットブラストのシステム

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