航空機エンジン部品のピーニング
加工内容
- 叩く
ウェットピーニング工法とは
ショットピーニング工法の中でも、ウェットブラスト技術と当社の持つ独自の投射ガン「幅広ガン」を組み合わせた、新しいピーニング工法です。
処理のポイント
- 全面同時均一処理 - 処理面全体を均一なピーニング強度(圧縮残留応力、硬さ、表面粗さ)で処理できます。
- 1パスで大面積処理 - 従来複数本の投射ガンを使用して処理を使用していた面積を、1本の幅広ガンで1パス処理できます。
- 高能率・低コスト処理 - 従来の工法よりも短時間で処理が完了でき、消費エネルギーを削減できます。
ピーニングとは
金属表面を丸みのあるハンマーで叩き、鍛錬する表面処理です。
中でもショットピーニングとは、無数の球形粒子を金属表面に衝突させ、
- 圧縮残留応力を材料に与える。
- 表面層に加工硬化や塑性変形を起こす。
- 耐摩耗性、摺動性、疲労強度、対応力腐食割れ性の向上。
などの材料表面の機械的性質を向上させる表面処理です。
ウェットピーニング工法の核となる幅広ガンとは
- ノズル断面がスリット状
- 投射面全面にわたって加工力が均一
従来のガンとの違い
- 投射パターンの違い
処理ムラについて
処理例
処理イメージ