表面粗さについて
表面粗さ数値は、被加工面の表面性状を知るための一つの指標です。
○表面状態とは“大きな波のうねり”と“細かい凹凸”との複合
もともとの材料の持っている基本形状 = 【表面うねり】
粒子加工によって形成させた物 = 【表面粗さ】
表面粗さ
Ra |
算術平均粗さ |
※下図参照 |
Rz |
最大高さ粗さ |
計測内でもっとも高い山 |
RzJIS |
十点平均高さ |
計測内で高い山から10点を抽出し、その平均値を取った値 |
Rq |
二乗平均平方根粗さ |
測定曲線(山そのもの)を自乗した平均値。よって、高い山がより強調される数値となる。(Rq>Ra) |
※Rzは最大高さ粗さのため、RzJISより低い値になることはない。
RzとRzJISの数値差が小さいほどイレギュラーな凹凸のない均一な形状が形成されていると判断できる。
表面粗さについてのキーワード
広い範囲内における山の高さの平均値が、最も正確にその性状を表すことができる。
→”RzJISをマコーでの表面粗さの基準評価数値としている”
※Raとは…山すべてを中心線内にてまとめた状態で示される数値。そのため、数値は非常に小さい(Rzの1/10程度)平均化されるため、大きなキズがあっても影響されにくい。
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